育休中、子どもが生後2か月になって
少しだけ（ほんとうにちょっと）余裕が出てきたところで、
「こどもには将来どんな風に生きていってもらいたいか」
を考え始めました。
私の子育ての思いとして、
「住んでいる環境、親の状況によってこどもの教育が左右されるのは良くない」
「子供自身が自分で好きなことを見つけ、困難に負けず、力強く人生を切り拓いていってほしい」
というのもあるし、
それはどうあれこれからの時代、
やっぱ英語はできるようになった方がいいのかなと思いました。
じゃあ何で、自分は自分が英語ができないのに、
こんなに子どもには英語を話せるようになってほしいのだろう？
とも思いました。
出産時も病院に入院する時、
英語の本持って行ったけど
1回も開かなかったし・・・苦笑
自分の過去を振り返ってみました。
自分の生い立ちとは・・・
超田舎育ち
価値観の合わない学校環境（先生、同級生）
自分の好きなことがわからない
いじめにもあっていた
（理由は自分の親が宗教勧誘断って親からこども（私に）集団で嫌がらせとか、
いじめられている子のバス停の落書き消しに行ったら、こんどは私がいじめられるようになったとか）
周りの環境は最悪だったのですが、
親と兄弟には恵まれ、どうにかそこまでこころすさみきるまではセーフでした。
しかし、中１の時、学校で耐えがたいことが起こって、
もちろん私が原因ではないのですが、心は折れました。
でも、今みたいにカウンセリングは整ってませんし
（むしろ定年後再雇用されていたカウンセリング担当が元々パワハラ教師という
相談しても意味ない環境）
でも、この時は「高校生になったらこの町からでて違う環境でいきたい」
という目標はあり、勉強は最低限していました。
そんなこんなで過ごしていた中２の時、
遠くの幼馴染のところにホームステイしにきたカナダ人と
数日間一緒に寝食一緒に過ごして、すごく世界が広がったんですよね。
外国の方と交流するのは、田舎育ちの私にとって初めての経験。
同年代の子と、ただ一緒に過ごすだけで楽しい。
見た目とか国とか言葉とか関係ない。
相手を尊重しながら共に過ごす。
心から通じ合えるのが
本当に幸せで、
安心で、
「純粋に楽しい」
今まで人生の中で同年代の子と、心から繋がって
楽しむという経験を、
日本人に対してすらしたことがなかった私。
そもそも、
日本人同士であるかなんて、必要ではなかったんですよね。
この経験は、今思っても私のターニングポイントで
かけがえのない経験です。
ウチはお金があるわけではない。
親も子育てと介護で大変。
親も私が学校は楽しくないことはわかっているけど、
周りに良い学習環境がない
そんな中、母親が私を中学校を休ませて
100ｋｍ以上離れた、10年以上前に町の外に引っ越した幼馴染の家にホームステイさせる経験を
くれたことに感謝しています。
初めて心の底から生まれた 「好き」という気持ち。
しかし、この当時の私は、
この経験が「人生の宝物」であることに気が付けなかったのです。
この経験のあと、私は家で
英語の勉強を独学で沢山英作文しました。
でも、よくわかりません。
職員室の先生のところへ英語の先生に質問したら
「そんなことまでする必要ない」と否定されました。
母親はホルモンバランス崩して、月経血止まらず命の危険で
都会の病院に入院。
（母は長年高齢親4人介護に3人子育て。こども3人いる主婦だからか、
おまけに問題だらけの
学校の保護者側のキーパーソンに１０年ほどなってしまっている）
そんな自分の英語のことなんて言ってる場合じゃない！
私が一番時間があるので、ごはん作ったりしていました。
楽しくない生活に唯一の希望の光があったけど、
町の外に往復2時間かけて、英語の習い事するという選択肢は
自分の頭にも思い浮かびませんでしたし、無理でした。
家族も先生も大変だし。
とりあえず、勉強して
食いっぱぐれのない仕事に就くのが一番なんだろうな・・・
と夢も希望も見つけることすらあきらめるというか、
思いつかない思春期をすごしました。
この町の学校生活から抜け出したい！というところまでは
勉強を最低限頑張りましたが、
遠方の高校に入学し終わったら、
勉強にやる気もなくなりました。
当たり前ですが勉強はしなきゃできなくなるので、
進級ができないと担任の先生と親と面談したりという感じでした。
（未だに、高校卒業できない、勉強できない、どうしよう、という夢を見ます・・・）
こうしているうちに、気づけば英語が好きだったことは忘れていて、
残業だらけだけど食いっぱぐれのない仕事に就いていました。
と、わが子が生後2か月になった時、
そんな遥か彼方の過去の思い出を思い出しました。
さぁ、こどもにはどう育ってほしいか？
私の本心って、
本当は自分が英語ができるようになりたいんじゃないかな？
それをこどもに押し付けたら、
こどもは私の理想を押し付けて、
人生を歩ませることになるんじゃないかな？
と思いました。
「住んでいる環境、親の状況によって
こどもの教育が左右されない生き方」
「子供自身が自分で好きなことを見つけ、
努力して「好き」を磨いて、
困難に負けず、力強く人生を切り拓いていってほしい」
これは、まず「母親である私自身がして、
こどもに生き方を見せる」べきではないか？
やっぱり自分は「英語が好き」と気が付いた。
「好き」を磨くタイミングがなかった。
やり方がわかんなかった。
どうやったらできるかがわかる人や情報を見つける前に
諦めてしまった自分がいただけ。
今までの自分の生い立ちを
「周りの環境が～～～」
と外を原因にして、
結局自分の「好き」を磨く努力を
後回しにしていたのは
他でもない自分。
誰のせいでもない、私が選んで進んだ人生。
育休が終わったら忙しい日々が再開する。
英語なんて初心者すぎて
やっても、
上手くなるかなんて本当にわからない。
でも、今が、自分の「好き」に向き合って
努力して、チャレンジして時間もある
チャンスというのは
今しかないんじゃないか。
私は夢中で、ネットで探しました。
私は不器用なのにマジメすぎる性格。
そもそもママが育中に子育て以外の子としていいの？
子どもの英語教室じゃなくて、ママ自身がして良いの
ということも気になっていました。
そこで見つけたのが、
【育休 × オンライン英会話】
のブログ。
いらっしゃった・・・！
わ、わ、私もやってみたーーーーーーい！！！！
こんなにワクワクするの、
中学2年生の時以来でした。
これなら、
「住んでいる環境が田舎でも、
住んでる環境に左右されず
家でもこどもが学べる」
自分が「好きなこと」にチャレンジしている姿を
こどもに見せることができ、
失敗にも負けず、成長していくママの姿を
見せられるのではないか。
よ、よ、よし！！！！
やるぞ！！！！
「オンライン英会話！！！！！」
＊
そして、ここから私の人生が本当に変わったのでした。
オンライン英会話、最初はワキ汗ダラダラで
「は、はーはろー・・・」
「い、い、いえす・・・」
「・・・（愛想笑い）・・・」
しか本当にできませんでした。
ですが、3か月続けていったら、
え、英語話せている！
半年後には、
こどもを連れて、少人数の英会話カフェみたいなところで
２文くらい発言したら、
「ど、どこでそんなに話せるようになったのですか！」
「ウチの子、高３で卒業したらニュージーランドにスポーツの審判の資格とるために留学するんですけど、今からどうにか英語したくって・・・」
と、私がしているオンライン英会話やコツを
こまか～～～く教えることができたり、
旅先で、ＡＬＴとその引率の日本人の人と話したら、
日本人の方が、ＡＬＴの先生が
私の英語は学校の先生よりうまい
（↑大変失礼だけどズバズバ）
ああ、先生はやっぱり忙しいから、
スピーキングは家庭で小さい頃から
しておいた方がいいんだろうな
（その方が子どもにとっても先生にとっても負担が少ない）
ということに気づいたり、
こどもの高額教材の無料体験セミナーに行ったら、
すでに教材購入して不安なママに対し、
スタッフが、「私なんてこどもの英語に〇〇〇万使ったわよ～！」
という励まし方をしていて、
3か月1万円ちょっとで、ここまで成長できたのに、
その可能性を捨てて、高額教材だけに
資金をつぎ込むのは
ウチには無理だな・・・
という世の中を冷静に見られるようになったり。
でもでも！
何よりも一番嬉しかったのは、
「オンライン英会話中、
こどもも楽しそうだった」こと！
授乳もできるし、
服装もなんでもいいし、
すっぴんでもいいし、
こどもを英語の先生とあやせるし、
お歌も歌えて、
学びが楽しみの時間に！
そして、仲いい先生が何人もできて、
気兼ねなく日常で話せて
かつそれが学びや成長の時間にもなったこと！
そして、英語がなかなかうまくならない停滞期も
継続して、
ふと振り返ると
自分の努力のおかげで上達していることに気が付いたこと！
自分の「好き」を
とことん努力して、
チャレンジしたことでついた自信は
ホンモノの自信だ！
と実感しました。
まさしく、こどもになってほしい生き方、
「子供自身が自分で好きなことを見つけ、
努力して「好き」を磨いて、
困難に負けず、力強く人生を切り拓いていってほしい」
を私自身が育休の間にさせてもらったんです。
この経験も私にとって宝物だし、
何年たっても、
落ち込んだ時は英会話と
自分の「好き」の初心の原点に戻ると、
今抱えている困難も乗り越えられる気がします。
（実際乗り越えられてます）
今、娘は6歳です。
娘から見たら、
英会話は娘が好きなんじゃなくて、
ママが好きで
付き合ってあげている（笑）
みたいな感じなんですけど、
最近娘が、
自分のアカウントでオンライン英会話する！
と自ら言い出し、
自分のiPadで勝手にレッスン始めちゃうくらいに
なっちゃいました（笑）
好きのパワーはすごい。
もちろん、私みたいにコンプレックスや
そこまで思い入れがなくても、
英語うまくなりたいな～
こどもと楽しめたらうれしいな～
それがこどもの将来に少しでも役立ったら嬉しいな～
と思う方でも、
大丈夫ですよ。
英語、話せるようになりますよ！
私は失敗も沢山しています！
私がオンライン英会話をし始めた時は、
今みたいに情報がほとんどありませんでした。
今思えば、
頑張って気づいたことやキーワードを
ネットで調べれば簡単に
出てくるじゃーん！
（ネット検索ってその言葉を知らないと、
調べすらできないんですよね・・。）
そんな遠回りもいっぱい。
しかもワタシは超不器用。
要領わるい～～～！泣
あ～～～皿が洗い終わっていない！笑
あ～～～！こどもが散らかした！
あ～れ～！
って感じの人です（←どんな感じだｗ）
なので、きっと
そこのあなた！
こんな長い自己紹介を
ここまで読んでくださっている
忍耐力のあるあなた！！！
（ほ、本当にありがとうございます…！）
あなたなら大丈夫！！！！！
確かに最初は発音覚えて
なれるまでとか時間かかりますけど、
（本当に地味な学習ありありですけど・・・）
英語話せたら楽しいですよ！
私の英語の成長などピョーーーーン
っと超える方続出ですよ！（笑）
マジメに机の前に座らなくても、
リラックスして寝転んでいても
英語の勉強ってできちゃうんですよ！
育児に家事にしているだけで
本当にすごい！
ああ、こどもが起きてしまった。
机に向かって勉強できる時間がないじゃないか
とモヤモヤして過ごすよりも
こどもと座って英会話
横に寝ころんで
絵本や動画を
ゆっくり休みながらも楽しんで
英語力がアップしていく人生を
楽しんでほしい。
そんな思いでこのブログ名を
「ねころびおうち英語」
と名付けさせていただきました。
このサイトでは、
当時の私が「こんなこと知りたかったな～」
というのをご紹介します！
知っていれば
もっと育休を有効活用できた
英語の成長早かっただろうな～～～！
っていうこと、今思えば沢山あります。
私がした失敗は皆さんはしなくて大丈夫！
私なんて早々にぴょんぴょん超えて
あなたと、お子さんの
やりたい英語の学びを
親子で楽しんでくださいね！
あなたの人生が、
お子さんの人生が、
好き！楽しい！
ステキな挑戦が
沢山できるよう
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